ウズベキスタン来たら、サマルカンド、ヒヴァ、ブハラ巡りたい!
でも都市移動どうしよう⁉飛行機?バス?
私は寝台列車を激推します!!!
◆肝心のベッドは?
乗車前はどんなヤバい車内なんだろうか?寝れる?
など疑いの目で見てましたが、そんなものは一瞬で吹き飛びました!
私は2等車に乗車しました。
まずは細長い廊下を抜け、自分たちの部屋を探します!
思った以上に廊下は狭いから荷物を持ってのすれ違いは少し大変です…。


簡易的なはしごがあり、広げてのぼる感じです
暗くなってからは降りるのが少し怖いです。


乗車すると乗務員の方がシーツのセットを配布してくれます。
そして下車する10分ほど前にシーツ回収に来てくれます。
事前に降りる駅をヒアリングされ、寝てても起こしてくるので寝過ごす心配なし!
部屋の空調は走行中のみ稼働。止まると暑い!

◆トイレは綺麗?
2等車のトイレがこちら!
めっちゃ綺麗じゃないですか!
旅してきて車内トイレがここまで綺麗だったことないんだけど~
1つの号車に2つの個室がありました!
※朝方になるとトイレットペーパーがなくなることがほぼなので、持参も要検討!
私は日本から持ってきましたが、正解!

◆コンセントはあるの?
旅をしていると気がかりになってくるのが充電問題ですよね!
1日観光して列車に乗るころにはバッテリーゼロなんて全然ある話だと思います。
列車にコンセントはあるのか?
結論、あります。
ただ、これは各部屋のテーブルの下に1つと廊下に4つほどです。
1つの号車に20~30人乗ることを考えたら十分とは言えませんね。
モバイルバッテリーは欲しいところですね~
気になる充電速度ですが、ホテルや空港にあるコンセントのパワーと変わらない感じでした。
廊下にある椅子に座って、車窓眺めながら充電するのが奪い合いにならなくてよかったです!

あと、ブハラ~ヒヴァ駅間は大規模な砂漠地帯が広がっており、圏外です。
その時間が約6時間あるので、事前に映画などをダウンロードしておくことをお勧めします!
◆車内での食事はどうする?
乗車時間がタシケント~ヒヴァ間では14時間になり、さすがに食事もしたいところ。
そんなニーズに応えるかのように準備がなされています。
まずは、給湯器!
常に100℃のお湯が得られ、ご婦人たちがティーポッドにお湯を入れ
ということで、駅で買ったカップ麵で腹ごしらえ~

車内販売もありました。
かごを持った車内販売員が巡回してます。
軽食からコーラ、ビールからモバイルバッテリーなども販売してます。
一時間に一回くらい回ってきました。

◆移動時間とお値段について
私は以下の都市移動に使いました!
- タシケント~ヒヴァ(約14時間/346,550sum≒4279円)
- ヒヴァ~ブハラ(約6時間/208,660sum≒2576円)
- ブハラ~サマルカンド(約2時間半/152,950sum≒1888円)
- サマルカンド~タシケント(約4時間/179,250sum≒2213円)
これらの移動時間は私が乗車したもので、列車によって移動時間が異なってました。文字に起こすとめっちゃ長く感じるけれど、実際は同じ部屋の人とおしゃべりしたり、車窓から広大な大地を眺めたりしてるとあっという間です!
◆寝台列車の予約方法
寝台列車の予約はめっちゃ簡単!
日本からアプリでクレカ決済でチケット購入可能で楽ちん
- アプリをインストール
- 乗車駅と目的地を選択して、販売中のチケットを選択
- 個人情報を入力
- クレカで決済
- メールにて乗車券の控えが届く(念のため印刷すると安心)
- 購入済のチケットを駅員に見せて乗車



購入時期についてですが、一ヵ月ほど前に購入した時、すでに寝台列車の下段ベッドは売り切れていました。
旅程をしっかり決めたい人は早めの予約をおすすめします!
◆乗車駅の注意点!
タシケントにて寝台列車に乗るときに気をつけるポイントはタシケント駅とタシケント南駅が違うということです。
タシケント駅は地下鉄、タシケントユーニイー駅は寝台列車と乗れる列車が全く違うので注意が必要です。
乗車時間直前に気付いて顔面蒼白みたいな事態にならないようにお気をつけください!


◆世界の車窓から
ここまでウズベキスタンの寝台列車について説明しましたが、この列車にまつわる綺麗な眺めをいくつかご紹介!

ブハラ駅からヒヴァ駅の間は砂漠が広がっていて、ぼーっと時間を過ごすのに最適です。
この乗車区間は電波も圏外でもあるので、ゆったりとした時間を過ごせます!
砂漠ではあるものの背丈の短い草木が繁茂していて、一年に一回花を咲かせることもあるそうです。
車内で知り合った英語、ウズベク語、ロシア語が話せる京都の大学生の方が教えてくれました。


夕方になると夕焼けがまあ綺麗なことで!
気持ち日本より太陽が大きく見えました(笑)

砂漠や夕焼けの写真を掲載しましたが、砂で汚れた車窓越しの眺めなので写真では美しさが半減どころではないです!
ぜひ、その目でウズベキスタンの絶景を焼き付けて下さい
◆まとめ
・シーツセットが一人一つ配られる
・予約はアプリからが便利(直前だと売り切れが続出)
・コンセントはあるが、号車で5つくらい
・トイレは綺麗だけれど、トイレットペーパーが足りない場合も多い
・ブハラ~ヒヴァ駅間は圏外
・寝台列車はタシケントユー二イー駅から乗車する
この記事は2025年9月中旬のものです。
