タシケントはウズベキスタンの端に位置しており、カザフスタンとも近い。
日帰りでカザフスタン・カプランべクに行けるけれど、何があるか分からないのに行くのはちょっと…
こんな感じで隣国を味わわずに、帰国してしまってませんか?
せっかくなら、チラ見しませんか?
そこで今回はカプランべクの街をリポート!
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◆活気のある街⁉カザフスタンへ入国
カザフスタンのカプランべク税関から入国!
税関の前はウズベキスタン側よりも活気がありました。

いたるところから聞こえてくる”シムケント(カザフスタンの都市)”というタクシー客引きの声
両替所もこれでもかというくらいにあった。(おそらく10か所はあった)
早速、アリプバザールというカプランべク税関から徒歩で1時間ほどのバザールを目指すことにした。
入国まではこの記事を読んでね!
◆牛の群れ⁉カプランべクは街歩きも楽しい!
アリプバザールを後にして、再びカプランベクの国境付近に戻ることにした
他に例をみないびっくりのアリプバザールについてはこの記事を読んでね~
歩みを進めていくと目の前に何やら車ではない何かがガサゴソと…
近づいてみると牛が5~6頭、道を塞いで草を食んでいました。
あまりに自然と住宅街に溶け込みすぎて気付きません(笑)

かわいいな~なんて思っていたけれど、近づくと想像以上に大きくて怖い…
車道に大きく回り込み何とか通過
放し飼いにしても大胆すぎる

◆ビール!飲んでみたら〇〇でした。
まずは喉が渇きすぎてたのでコンビニへ!
棚をみるとコロナビールのような瓶が!
喉が渇いたときのビールって最高!
商品を手に取って、会計へ!ワクワク!
栓抜きがないか?と尋ねるとおじさんが素手で開栓!すげー!

店から出て、両替所の前の並びに座って飲むことに
カンパーイ!
……?もう一口……?味が違う???
もしやコロナビールではないのか?
ラベルをちらり。騙された。
エナジードリンクだった。だが美味しい(笑)
◆怪しきレストラン⁉
お腹空いたので、軽食を求めてロータリーの食堂へ!
ロータリーのアーケードがある地下一階へ
(場所を教えたかったけれどGoogle Mapに記載がありませんでした

時刻は午後3時頃、店内にお客さんはおらず、店主と店主のお母さんと思われる人が昼ドラを観ていた。

こんな時間にお客さんが来るとは思ってもいなかったのか、びっくりしていました。
私:メニューください!
店主さん:(YouTubeをみせて)こんな料理なら出せるかもしれない
私:(ラグマンを作っているのかな?)ではそれで!おいくらですか?
店主さん:(席から離れていって)お母さん!いくらにしようか?
奥の方へ行き電卓を持ってきた。

店主さん:1500テンゲでどうか?
私:(申し訳なさそうな顔で)1250テンゲしか所持金がないのですが…
店主さん:OK!じゃあ1200テンゲ(約350円)でいいよ!
なんて優しいの…!ドラマ観てたのに邪魔してごめんなさい。
◆ラグマン到着!
10分ほどでラグマンを提供してくれた。
角切りのコロコロ野菜のスープタイプのラグマンである。
いただきます!!!

美味しい!!!野菜の旨みが凝縮されたスープとよく煮込まれた野菜・お肉がマッチしています!
おそらく作り置きの品であったけれど、こんな美味しいものを出せるの!!
あっという間にごちそうさま!
カザフスタンの言葉で”ありがとう”を伝え退店
用意ができている時のこの店の料理を食べてみたいものだ。
◆ウズベキスタンへGo Back!
半日ほどカプランベクをお散歩し、帰国への飛行機が迫っていたためウズベキスタンへ戻ることにした。
帰国のため税関へ行くと大変な人だかりが…。
なんだトラブルか???
近づいてみると何もなくただウズベキスタンへ入国する人がシンプルに多いだけであった。

出国審査ゲートを通るため、並んだが想像以上の過酷さ…
人込みを押しのけ進むためにスーツケースやベビーカーを押しまくる人、押されたと怒号を飛ばす人。カオス。
1時間ほど経ってようやくカザフスタンの出国審査にたどり着いた。
無事カザフスタンを出国して、次はウズベキスタンへ入国へ!
◆トラブル発生⁉
ケース①
ゲートを並んでいると、前にカザフスタン人のご家族が!
6か月くらいの子だろうか、赤い髪留めをしゃぶっている。
きっと赤色が好きなのであろう。
なぜか視線を感じる。目線を下ろすと赤いものが…
日本国パスポートだ!(笑)
手を伸ばしてたので、少し貸してあげることに
ニコニコしながらパクっ!めっちゃ可愛い!
家族は何てことを…!という感じで少し焦っていた
でも出国できないのは困るので返してもらった。大きくなってね!
ケース②
次は手荷物検査へ
バックパックをセンサーを通し立ち去ろうとしたその時、軍服を着た保安官に呼び出された。
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何かまずいもの入れたか?もしかして捕まる??やばい???
列を抜け事務所の扉の前へ…
保安官さん:日本人ですか?
私:・・・・・はい。
保安官さん:コンニチハ!
私:(ポカーン)
保安官さん:私は大学時代、タシケントの大学で日本語を勉強していたんです!
どうやらカプランべクの税関に来る日本人が少なくて、私を見かけて話かけたくなってしまったとのこと。
軍服を着ている屈強な男の人なのに、お茶目!
そして5分ほどおしゃべりして、何事もなく通過!
焦ったけど、いい方だったな~

◆まとめ
・両替所は税関を離れたら一気になくなる
・シムケントまでのタクシーの客引きも大勢いる
・カプランべクは治安もよく、安価で食事できるレストランが揃っている
