タシケント観光する上で忘れてはならないのが地下鉄駅の探検である!
これを聞いて「わざわざ中央アジアまで来て何のために地下鉄なんぞ乗るんだ?」といった疑問が浮かんでくるかもしれない。
地下鉄駅を訪れるまでは私も似た感情を抱いていた。
だが、騙されたと思って一度地下鉄駅へ訪れて欲しい!
ここは美術館である!
ここまで聞いても何も理解できないと思うので、ウズベキスタン地下鉄の魅力について紹介します!
【地下鉄の乗り方】切符?クレカは使える?運賃はいくら?
結論から言います。クレカは使えます!
むしろ、観光客の方はクレカを使うべきであると思います。
これは切符の買い方によるものです。
切符の券売機がありますが購入する前の段階でウズベキスタンの電話番号入力が必要となります。
物理SIMを利用して旅している方はウズベキスタンの電話番号を持っていかと思いますが、e-SIMを利用している方は持っていないかなと思います。
そういった場合は改札のクレカのタッチ決済がスムーズかなと思います!
また、気になる運賃ですが2000スム(約24円)という激安価格!!!
しかも、どこまで乗っても運賃が変わりません!
目的の駅に着いたら、出口では何もすることなく扉を通過するだけ。
私は1時間ほど地下鉄でぶらぶら旅してましたね~
電車も数分に一本ペースで来ました。
【Chorsu駅】
ウズベキスタン最大の市場 ”チョルスバザール” の地下にある駅。
チョルスバザールの大きなドーム状の建物の後ろに地下鉄の入口があり、非常に便利。
生活の中心地ということもあって、非常に賑わっていました~


【Gafur Gulom駅】
天井の電飾がオシャレなGafur Gulom駅。
電気は切れているのではなく、規則的に消されていました!
ウズベキスタンの地下鉄は照明が明るい駅とあえてなのか分かりませんが暗い駅があります。この駅は明らかに明るい駅!



天井の照明に気を取られがちですが、この駅は柱という魅力的なポイントも
遠目からだとエメラルドの色が反射して美しい!
近づいてまじまじ見ると、陶器のような素材が使われておりウズベキスタンの産業が活かされている点であると感じました。
バザールに行くと、焼き物・陶器が数多く販売されていることからこの国を反映しているポイントなのかな?

【Alisher Navoi駅】
ナヴォイ劇場の最寄り駅。
この駅もまた天井が特徴的で、モスクのような少し華美な絵柄が描かれています。
乗降客数がかなり多いことから、街・活動の中心地であることがうかがえます。


【Kosmonavtlar駅】
駅の名前の通り、宇宙感を少し感じさせてくれる場所でした。
青を基調とした地下鉄の壁面には宇宙飛行士?の彫りが施されています。
私はウズベク語はわかりませんが、コスモというワードが使われていることからどんなコンセプトか一目で分かりますね~!
疲れたので、ここでベンチに座っていったん休憩!
乗降客数も控えめで比較的穏やかに過ごせます。


ウズベキスタン地下鉄は天井がどこも華美で、巡っていてホントに飽きない!

【Uzbekiston駅】
国の名前を冠しているウズベキスタン駅。
他の駅と異なって少し年季が入ったホーム。
照明が少し暗いことと相まって、遺跡みたい!



改札に上がる前の階段の壁画、超絶キレイだった!
壁画でこんなに綺麗な水色と緑色を出せる技術、素晴らしき!!



【Tashkent駅】
タシケント駅はタシケントという名前を背負っているだけあり、駅舎も大きい!
しかしながら、訪れた時刻が朝10時頃ということもあってか、人はほとんどホームに行くまですれ違わなかったです。
街のはずれに位置しており、どちらかと言えば空港寄りの立地であるため昼間は閑散としているのかな?

駅のホームは凝っているという印象よりかは、王道キレイなホームといった感じであった!


飾らないタシケントという文字、カッコいい!


ちなみに・・・ウズベキスタンを旅する人で寝台列車移動をする方も多いと思いますが、ヒヴァ駅まで行く列車はタシケントユーイニー駅なので、お間違えないように!
【Ming O’rik駅】
タシケント駅のお隣にあるMing O’rik駅。
華美ではあるものの、少しこじんまりとしており日本の都営地下鉄のホームなどに近いような雰囲気を感じさせます。


まだまだ、タシケント市内に地下鉄駅がたくさんあって、全ては回れなかったけれど数駅だけでも満足感が高かったです!
運賃も安くて、車内も駅も清潔なので移動手段としても観光地としてもおすすめです!!
◆まとめ
・運賃は2000スム(約24円)
・切符購入は電話番号が必要
・クレカは改札にてタッチで利用可能
・電車は数分に一本ペースで来る
